2023年11月更新
地方銀行や大手銀行など様々な銀行がありますが、やはり大手は安心。その中でも職場や学校の近くに支店がある、ATMが使いやすい場所にあるなど、自分のライフスタイルにあったサービスを提供しているものを選ぶのがポイント。
学生ビザやワーホリメーカーなど、就労が許可されているビザをお持ちの方は、到着後一ヶ月以内を目安に口座開設をします。
オーストラリアの銀行について
“Big four”と呼ばれる4大銀行は以下の通り。大手なので安心して利用できる上、支店やATMの数が多く便利。
ANZ (Australia and New Zealand Banking Group)
https://www.anz.com.au/personal/
COMMONWEALTH (Commonwealth Bank of Australia)
https://www.commbank.com.au/home.html?mboxSession=904169d2cf5a4b0baf218926fd48f648
NAB (National Australia Bank)
https://www.nab.com.au/
WEST PAC (Westpac Banking Corporation)
https://www.westpac.com.au/
長期滞在する方は、スマートライダーや携帯電話料金、家賃や光熱費の自動引き落としをセットアップする事も多くなると思います。この際に注意すべきなのはDishonour Feeと呼ばれる不渡り料金。引き落としが行われた時点で口座に十分な資金が無かった場合に課せられるペナルティの事。$10程度のものですが、自動引き落とし設定をする方は、口座には十分に資金を入れておきましょう。
口座開設のしかた
入国から6週間未満であればパスポート、滞在先住所、オーストラリアの携帯番号、Eメールアドレス、マイナンバーがあれば開設可能。銀行によっては、到着便のボーディングパスなどが必要な場合があるので、銀行へ確認する事。電話番号や住所が変わったら通達を忘れずに。忘れてしまうと、カードを再発行したり更新された時に手元に届かない事があります。
オーストラリアの銀行は、通常月額AU$5程度の口座維持料金がかかる所が多いものの、ATM利用料は無料。学生の場合は入学許可証を提示する事により口座維持手数料が免除される事もあります。
夫婦で口座開設をする場合は、共同名義での開設も可能。詳しくは銀行に確認しましょう。
銀行カード /デビットカードについて
オーストラリアの銀行カードにはデビット機能がついているので、クレジットカードを持っていない方や、オンラインショッピングをする際に便利。半面紛失すると不正使用されやすいので、万が一の場合は早急に銀行へ届け出ましょう。
銀行カードは口座開設時には貰えず、開設から約1週後に自宅へ郵送されます。カードにはロックがかかった状態になっている為、受領後に各銀行のインストラクションに従いActivateしてから利用します。
デビット機能を持つ銀行カードの有効期限は通常2年。カードに失効年月が明記されています。失効間近になると、銀行開設時に登録した住所へ新しいカードが郵送されてるので、アクティベートしてから利用します。
ATMについて
大手銀行ATMは街中至る所にあるので探すのに困る事は無ありません。ATM利用は24時間365日、時間外手数料や休日手数料などはないので、安心して利用できます。
ATMの中には、プラスマークがある日本の銀行カードやクレジットカードからの引き出しができるものもあります。これらカードが使えるATMかどうかはマシンに表示が出ているのですぐにわかります。
帰国時に口座はどうするか?
帰国2週間程前になったら銀行へ出向き口座を閉める手続きをしましょう。残金は全額出金してくれ、15分ほど程度しかかからない簡単な手続きです。
予定されてる引き落としや振り込みが完了しておらず口座が閉められない場合、銀行へ相談し閉める時期や方法を相談しましょう。
口座に資金を残したまま日本へ帰国し、一定期間取引が無い口座は「休眠口座」として扱われ、政府によって口座内の資金が回収され保管されます。ご自身の口座が「休眠口座」となってしまった場合は、銀行へ問い合わせ指示を仰ぎましょう。