2023年11月更新
パースの基本
国土の3分の一を占めるオーストラリア最大州である西オーストラリアの州都。
パースとはパース市(City of Perth。俗にCityと呼ばれる地域)の事を指しますが、パース市を含めた周辺地域を総称して使われる事が多くあります。
パース及び周辺地域の人口は約200万人、内30%は海外出身者と多国籍。
市内中心部を流れるスワン川を中心に街は広がります。街の西側はインド洋に面し、ウォーターアクティビティーが盛ん。河口には港町フリマントルがあり、週末に開催されるマーケットは地元の人々はもとより観光客にも人気。フリマントル沖合い20Kmにはロットネスト島が浮かび、旅行先として根強い人気あり。街の東側にはスワンバレーというワイナリーで有名な地域が広がります。
質の高い教育と豊かな生活スタイルを求める移民、留学生、ワーホリメーカーには根強い人気。
なぜパース?
日本人が少ないパースは、英語環境を期待する人を裏切る事はありません。
シドニーやゴールドコーストなどは耳馴染みのある都市ですが、耳馴染みのないパースはオーストラリア生活をスタートする街として隠れたお勧め都市。
「世界で美しい街の一つ」と呼ばれ、世界の住みやすい街トップ10に常にランキングされる通り、たっぷりの自然、どこまでも続く真っ白なビーチ、湿度が低く温暖な地中海性気候、長い日照時間、低い人口密度、友好的な人々などその魅力は尽きません。
コンパクトにまとまった市内中心部はオフィス/ショッピング街となっており、政府施設、学校、銀行、病院、レストラン、デパート、日本食材店などが集まり大変便利。
出費の大部分を占める家賃や学費が他都市と比較すると安い為、就学を考えている方には特にお勧めです。また日本人が少ないので「学校に通ったけどクラスメイトは日本人ばっかり」なんてがっかりする事もないでしょう。
スポーツも盛んでサーフィン、スキューバダイビング、ビーチバレーボール、サッカー、ゴルフ、テニス、スカッシュ、乗馬、スカイダイビング、ロッククライミングなど様々なものを手軽に楽しめます。あなたがスポーツやアウトドアライフを楽しみ、ゆっくりとリラックスした生活スタイルを求めているのならパースこそがあなたの居る場所です。
生活費(月)
家賃 | 100000円 |
食費 | 40000円 |
交通費 | 10000円 |
携帯 | 4000円(SIM) |
雑費(旅行、交際費など) | 15000円 |
合計 | 169000円 |
天気
南半球にあるオーストラリアは日本と季節が逆。夏は平均30℃、冬は10℃前後、地中海性気候に属し1年を通して過ごしやすい。
湿度が低いので昼と夜の寒暖の差が激しい為、外出時は羽織るものがあると良い。
冬には雨が多く降るが、夏はほとんど降らない。年間平均の一日あたりの日照時間は8時間とオーストラリアの中で一番太陽に恵まれている。
治安
重大犯罪は少なく治安は比較的良いものの、暴力事件、家屋侵入盗、車盗難、車上荒しなどの軽犯罪が多いので注意が必要。深夜の一人歩きや公共交通機関の利用は避け、タクシーを利用したほうがよい。
際立って治安が悪い地域は無いものの、不特定多数の人々が集まるパース市内の犯罪率は高めである為特別に注意が必要。