2023年11月更新
タックス
タックスとは?
タックスとは税金の事。オーストラリアでは日本と同じく税金を払う必要があります。
6ヶ月以上の学生ビザ保持者は、一般的に税務上居住者となり、以下の税率が適応します。
$1~$18200の所得があった人-0%
$18201~$37000の所得があった人-19%
$37001~$87000の所得があった人-32.50%
$87001~$180000の所得があった人-37%
6ヶ月未満の学生ビザやワーキングホリデーは税務上非居居住者となる場合が殆ど、税率は以下の通りです。
$1~$87000の所得があった人-32.5%
$87001~$180000の所得があった人-37%
タックスリターンとは?
タックスリターンとは年末調整の事。
オーストラリアの会計年度は7月1日に始まり6月末日で終了。毎年会計年度が終わってから10月末日迄に国税局へタックスリターン申請をします。タックスリターンとはいうものの、払いすぎた税金が戻ってくるだけでなく、納税額が不足している場合は追徴課税になる場合あり。
タックスリターンは自分で申請できるものの、国税庁のサイトが理解できないなら公認会計士に依頼しよう。
タックスリターンに必要なもの
PayG| 会計年度が終わると雇用主から被雇用者へ発行される、総給与支払額や税金支払額が記載された書類の事。公認会計士にタックスリターン代行申請を依頼する際に代行回収を依頼できるものの、手数料が発生するので、手元に届かなかった場合は自分で雇用主に問い合わせよう。
銀行口座| 還付金を受け取る為。会計士を利用する場合は、オーストラリア国内に口座がない場合でも、日本の銀行口座への国際送金や小切手の送付に対応してくれるので、利用する会計士に確認してみよう。
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スーパー(スーパーアニュエーション)
スーパーとは?
スーパーとは正式にはスーパーアニュエーションという年金の事。
雇用主は、$450/月以上給与を支払っている被雇用者に対して、給与とは別途に給与の9.5%を被雇用者のスーパーファンドへ積み立てをする義務があります。自分のスーパ―の積立残高を知りたい場合には、加入しているスーパーファンドのウェブサイトや電話をして確認しよう。
スーパーファンドとは?
自分の年金を貯蓄しておく年金会社の事。
◆代表的なスーパーファンド
AustralianSuper https://www.australiansuper.com/
Industry Super https://www.industrysuper.com/choose-a-fund/
MLC https://www.mlc.com.au/personal/superannuation
◆銀行系スーパーファンド
ANZ Superannuation and retirement | ANZ
Commonwealth Bank https://www.commbank.com.au/super-retiring.html
Westpac https://www.westpac.com.au/personal-banking/superannuation/
スーパー口座はスーパーファンドのウェブサイトから開設できる。一部銀行でも開設できるので、窓口へ出向くかウェブサイトから口座開設しよう。
スーパーに関する知識が皆無で英語もわからない人は、初めてアルバイトをする時の雇用主に「スーパーファンドは持っていないので開設してください」と伝えれば開設してくれ、給料支払い時に併せてスーパー積立もしてくれます。
開設して貰ったスーパーファンド名、メンバーナンバーは必ず雇用主に確認し、2つ目以降の雇用主にその情報を渡すのを忘れずに。スーパー口座は一つだけ開設する事。 誤って複数の口座を開設してしまった場合、各口座から口座費用が差し引かれる上、スーパーリタ―ンを代行申請する場合一口座ごとに費用がかかります。
万が一複数の口座を開設してしまった場合、どれか一つのスーパーファンドへ統合する「Consolidation(統合)」手続きをしよう。
スーパーリターンとは?
年金引き出しの事。
オーストラリアは日本と同じく65歳が定年、基本的に定年してからでなければ受給できない。ただ、一時滞在者であるワーホリメーカーや学生は「オーストラリアのビザが失効している」「オーストラリアを出国している」「再度オーストラリアに渡航する意思がない」という条件を満たすとスーパーリターンが可能となる。
スーパーリターン申請は自分で行えるものの、自信がない場合は公認会計士に代行申請を依頼しよう。
スーパーリターンをすると貯蓄額の40%は税金として徴収されるものの、リターンは行った方が良いでしょう。
スーパーリターンに必要なもの
自分が加入しているスーパーファンド名とメンバーナンバー。
「自分のスーパーファンドの名前すらわからない、、、」という人は、雇用主に「私のスーパーファンド名を教えて下さい」聞くのがベスト。ワーホリメーカーや学生の中でスーパーの制度を知らない人が多く、オーストラリア到着後に自分でスーパーファンド口座を開設している人は少ない。その為、雇用主があなたを採用した時に「あなたのスーパーファンドの情報を教えて」と聞いてくれたはずでも、意味が解らず知らぬ間に雇用主に丸投げし開設して貰っている場合が多い。
ワーホリメーカーや学生は職を転々とする場合も少なくなく、転職の度に自分のスーパーファンド詳細を雇用主に伝えなかったが為に、複数のファンドに加入している人が多い。スーパーリターンの際はファンドごとに手数料が発生するので、リターン前には一つのファンドに自分のスーパーをまとめよう。